ユニコーンSというと、3歳ダート馬の登竜門。
という印象だったんだけど、それはもう昔の話かも。
すぐ後にジャパンダートダービーがあるし、
2歳の暮れには全日本2歳優駿という二つのGI・JpnIの存在が大きくて、
印象が薄くなってしまった感が。
あと、今年の3歳ダート馬は、ドバイやアメリカに飛び出して行ってしまった子達がいるから、なお印象が弱くなるってもんです。
そんなドバイ帰りのぺリエールが出走してるので注目はありますが。
これまで中央のダート戦を3戦3勝。
全日本2歳優駿では3着。
果敢に挑戦したドバイのUAEダービーでは4着。
海外に行った馬って、歯車が狂うことがあるから心配です。
芝馬だけど、ダイヤちゃん…じゃなくてサトノダイヤモンドやマカヒキおじさんがそんな感じ。
そんなドバイ帰りのペリエールが流石の1番人気。
ペリエール 2.8倍
ブライアンセンス 3.1倍
と、結構な僅差人気ではありますが。
レースでは、8番人気ニシノカシミヤが果敢な逃げ。
道中も後続を突き放し続けて、ぶっちゃけそっちに目を奪われてました。
おいおい、大ケヤキを超えてさらに差が広がってません?
ただし、ペースは結構早くなってしまった模様。
最終コーナーを回って完全に直線に入ってもきっちりリードキープ。
これはイケルのか!?
しかし早目のペース&直線の長い府中競馬場という不利条件が2つ。
さすがにきついか。
ペリエールに並びかけられてます。
でもニシノカシミヤすげぇ頑張ってる。
そのまま堪えて!
が、ペリエールが完全に突き抜けて行ったあと、糸が切れたかのように失速。
複勝圏内にいけるんじゃないかと思ったが一気に捕らえられ。
ペリエールがゴール板を過ぎた頃には画面の外や……
勝つことを目指す関係者さん達にとっては悔しいだろうけど、
僕的にはいいレースを見させてもらったと思います。
今後も気になる馬です、ニシノカシミヤ。
それにしても重賞でこの馬身差をつけたペリエール、やっぱ中央競馬でも抜けた力を持ってるんだな。
秋はどうするんだろう?
マイルCS南部杯やJBCといった地方交流重賞ルートか、
BCを頂点とした海外遠征再びルートか。
2月半ばのヒヤシンスSから3月末のUAEダービーを戦ってからの休み明けなので、
夏を休まず戦うってのもあり得るんだよな。
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